ネットワークドライブの共用(メモ)

サーバーに共用したいフォルダーを新規作成した場合,関係者にネットワークドライブの新規割り当てを依頼して,各情報(ネットワークパス,ドライブレター,ドライブ名)を伝えて各自で割り当ててもらうことになる。が個々の技量もありなかなか一斉に行ってもらえない。
そこで,バッチとVBSを利用して1クリックで割り当てできるようにした。

例 「server01」の「Share」フォルダーを共用する場合で,ドライブ名は「共用ドライブ」,ドライブレターは「z」
バッチファイルとVBSファイルは共に「\\server01\Share\command\」に保存する。
バッチファイルはユーザーにショートカットを配布して実行してもらう。
バッチファイルから呼び出すVBSは,各ユーザーpcのpathの通った場所の「c:\users\%username%\」にバッチファイルのコピーコマンドで実行直前に入れてある。

vbsファイル (RenameZdrive.vbs)  
保存場所「\\server01\Share\command\
保存の際の文字コードは「ANSI」

' ネットワークドライブZのボリュームラベル変更
strDrive = "z:\"
strName = "共用ドライブ"
With CreateObject("Shell.Application").NameSpace(strDrive)
.Items().Item().Name = strName
End With

バッチファイル (server01share.bat)  
保存場所「\\server01\Share\command\

REM  \\server01\Share\(Z)のドライブ割り当て
xcopy /-y /i /v \\server01\Share\command\RenameZdrive.vbs C:\Users\%username%\
if exist z:\. net use z: /delete
if not exist z:\. net use z: \\server01\Share\ /persistent:yes
RenameZdrive.vbs

配布ショートカット (共用ドライブZ割り当て.lnk)
リンク先:

\\server01\Share\command\server01share.bat

各ユーザーにメール配布したショートカット「共用ドライブZ割り当て.lnk」を実行すると,バッチ「server01share.bat」が起動して,vbsファイルをサーバーから自分のPCにコピーして,Zドライブを割り当てる。その後「RenameZdrive.vbs」を実行して割り当てたZドライブ名を「共用ドライブ」とする。
(ドライブ名を指定しない場合は,長いネットワークパスが名前となる)

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