目次
はじめに
ヤマハのPoE受電端末監視/自動再起動デモをWake On LAN用に改造してWord Pressに埋め込んでみた。デモサンプルのコードだとルーターで動作しなかったので,データー保存場所をルーターからサーバーに変更したコードで作成してみたが,ルーターとサーバーの両方が稼働していないと動作しないので都合が悪く,ルーターを介さないでサーバーで完結させるようにした。送信コマンドにnWOLcを使わせてもらった。
nWOLc マニュアル:nWOLのコンソールコマンド (n-archives.net)
仕様変更
ヤマハのオリジナル仕様からの変更点
1.ルーターからサーバー(ワードプレス)に設置しての動作に変更
2.PoE監視機能からWOL(起動監視)に変更
3.データ保存場所をルーターからサーバーに変更
4.jQueryのプログラム一式はダウンロードからCDN利用に変更
5.デフォルト復旧方法を手動に変更
6.画面レイアウト変更(ログ表示窓等)
7.接続ポート欄をpingエラー回数に変更
8.通信遮断ボタンを削除
9.「監視対象情報を保存」ボタン押下で№欄に保存インジケーター表示
新規追加機能
1.監視一覧のソート機能追加(並び替えボタン設置)
2.ベーシック認証機能追加
3.サーバー側動作のPHP追加(コマンド実行・ファイルI/O用)
4.Windowsの標準コマンド(arp -a)とサードパーティの(nWOLc)を使用
※機能追加変更は以前作成の「ヤマハルーター・PoE監視デモサンプルをWOL用に改造」をベースに作成。