2.撮影機材

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キヤノンのボディ,レンズを使用しています。上の写真,後ろ2台は現役引退し他の機種に変わっています。

ボディ3台,レンズは超広角系の11mmから超望遠の600mmと魚眼,マクロ等で主に野鳥や景色等のnature系写真を中心に撮っています。がまだまだ満足な写真は撮れていません。
良い写真を撮るには,まずはいろいろな場所に出かけて沢山の写真を撮ることだと思っています。人真似でも良いのでとりあえず撮ってみることです。上手い人は10枚撮って数枚のベストショットが撮れるところを,私は100枚撮って数枚だと思っています。今日は寒いから又は暑いから出かけるのはやめておこうと思ったらそれでベストショットを撮り逃がしているように思います。また,夜中や早朝でも関係無く出かけて撮る気構えが必要だと思っています。ただ,独り身の場合はそれも可能ですが,仕事を持っていたり,家族が居るとそうもいきませんが。
撮影地では待ち続ける根気も必要ですね。野鳥撮影は未明から夕方まで待ち続けることもよくあります。野鳥撮影に限らず,自然相手のnature系撮影全般に言えることだと思います。
また,自然の中に入り込んでいくので,不測の事態への対応能力やそれなりの装備も必要です。
以上のことは頭の中で解ってはいるのですが,年には勝てませんと言い訳してます。
写真は待つこと・耐えること,そしてそのチャンスが来たら確実にものにすることですが,最初の2つは出来ても最後のものにすることを今まで何度も逃しています。
以前に書いた撮影機材のブログ記事です。

良いnature系写真を撮るための理想の心構え   
                  ・・・なかなか出来ない(´・ω・`)  ムリムリ!
1.アイデア・発想力
  日頃から既視感の無い誰も撮ったことがない唯一無二のイメージを描く。
  ストーリー性のあるシチェーションや3点以上の事象(動的物体)を入れる等や普段見ない視点からの撮影が理想。(例えば動かない風景のベースに 人物+動物+乗り物で3点等やある物体を通して(通過して)の撮影や物体の反射を撮影等)
他に太陽・月・雲・星空・水(水面・滝・川・海・波)・霧・煙・人工物等
ストーリー性を持たせるにはランドセル効果を入れる。山ではリュックやスキー・ピッケル等
自然相手なのでカラーはあまり調整できないが,光や人工物の色を背景と相対的な色彩で調整するなど,写真全体の色合いも考える。

2.ロケーション
  1.のイメージを取れる場所探し。マップ検索やロケハンを何度も繰り返す。
  もしくは場所を決めてここでの最適な撮影を模索。
  日月の出・日月の入りの方角,星の日周運動(スタートレイル)の撮影であれば北極星の位置,季節毎の天の川の位置や出現時間

3.気象条件
  写りに一番影響する光・雪・雨・雲・霧等の気象条件が最適の季節・時間帯を選ぶ。
  GPVやこよみ等で事前に確認して最適日を選定。日月出没時間・方角・月齢・気温・湿度・風向・風速・雨雲等

4.行動力
  最適日が決まったら最適時間に合わせて行動。昼・夜・深夜・早朝関係無し

5.忍耐力
  厳しい気象条件下でシャッターチャンスまで耐える。

6.体力
  目的の場所までの機材運搬・登山や長時間の撮影

7.構図と設定
  レンズの焦点距離選定と分割法やリードライン等の画面構図やシャッター速度・絞り・三脚使用等のセッティング

8.感性
  いろいろな写真を見て自分の感性を磨く。過去に見た写真のイメージに近い場面に出くわした際,無意識に又は意識的に参考にした撮影ができる。

他にもいろいろあるが要は楽しんで撮れれば良いのではないかと思う。上記はあくまで本気モードでの自然相手の撮影なのでいつもこのように撮っているわけではないし,良い写真が撮れているわけでもない。

ちなみにポートレートは忍耐力や体力はそれほど必要ないと思うが,表情を引き出す為にモデルさんとのコミュニケーション力や話力が必要になってくる。ん~ 苦手かな!