白木峰・山神堂

以前から気になっていた山神堂へ行ってきました。白木峰頂上から見える山神堂は近くに見えているのですが,いざ向かうと結構遠かった。途中撮影しながらゆっくり行った事もあり白木峰頂上から片道2時間でした。しかし気持の良いトレッキングです。右側前方に立山連峰を見ながらのハイキングは最高です。前方に山神堂が見えているので,その方向へ向かうと必ず道を間違えていました。右側に谷があり山神堂へは行けないので戻ったりしたこともあり時間ロスもありました。山神堂へ向かうには,常に右側のルートを通るのが良いようです。目の前に見えていても,見えなくなる右側へ向かって,大きく迂回するルートを通らないと行けません。

※ 祭りの行われる神域を山神堂(さんじんどう)と言うそうです。樹齢の古い大木が神木・神体とされ,女の神様が祀られています。(さんしんどう)とも言う。白木峰の山神堂は杉の御神木が3本集まってブロッコリーみたいな形をしている。

今回,頂上付近は珍しく微風だったのでドローンを飛ばして,山神堂へ向かう前にドローンで先回りして見て来ました。その後,仁王山へも飛んでみました。

今回歩いたルートです。登りは藪漕ぎルート,下りは夏季の登山道~林道を通りました。下りは藪漕ぎを通るかどうしようか迷って迷走してますが,距離は長くなりますが,楽な林道としました。

4/29【番外編】撮ったまま放置していたウェアラブルカメラの映像を25分程に編集しました。かなりブレブレなので真剣に見ると酔いますのでご注意ください。

8合目上部林道からの尾根取り付き

この行程で一番の難所です。林道から尾根に取り付く際に急斜面を登ります。アイゼンとピッケルがあれば難なく通過できると思います。積雪量や雪質にもよりますが,朝一番の凍結時にアイゼンの爪が効きやすいです。午後から緩んでくると接地面の雪全体がズズズーと滑り落ちます。午後から登ってきた人が何度も滑落したと言っていました。取り付きの場所にもよりますが,ちょうど鼻の先端から登れば最初の数mだけで,あとは楽に登れます。(左の写真は登れる限界の積雪量だと思います)