ArGoSoft FTP Serverをインストール

はじめに

今までは不要だったFTP機能だが,遠隔地からのファイル操作が必要となったので,いくつか候補を探してみて条件に合ったArGoSoft FTP Serverをインストールしてみた。

選んだ理由
1.FTP機能に絞った軽いソフトで他の機能は不要
2.ユーザー数無制限
3.自動ロックアウト機能
4.メールソフトもArGoSoft mail serverを既に使用しており,インターフェースが類似

 

ダウンロード・インストール

インストーラーは3MB未満でFTP機能のみの為,非常に軽い印象だ。
下記のダウンロードページからソフトを入手する。
Welcome – ArGo Software Design
ダウンロードしたmsiファイルをダブルクリックでインストールする。特段難しいことは無い。
設定画面は英語表記だが,設定項目は少ないので基本的な使用方法では,難しいことはない。
ArGo Software mail serverも使用しているので,ユーザーインターフェースは良く似ている。
試用期間が30日あるので,いろいろ使ってみたい。

しばらく試用してみたが問題無い様なので,正式に登録することにした。
ホームページのRegister画面から支払いをすると,注文完了画面に切り替わってライセンスコードが表示される。またメールでも送ってくる。ライセンスコードはソフトを立ち上げて「ArGoSoft FTP Server Controller」右上のHelpメニューのRegisterを開いてコピペする。

Sorry, unable to process entered code

ん!? 登録できない! 注文画面に表示されたコードではだめだ!  ではメール添付のコードで試してみるがこれもだめ。コードを入力したままにしておくと,画面が異常終了するので,入力したコードを一旦消去する。
ArGo Software DesignのホームページのMy Accountページにログインして,オーダー欄に書かれているLicense Codeをコピーして張り付けたら,登録できた。
注文画面とメール添付のLicense Codeは本来のコードの3倍長いコードとなっていて,後ろに余分なコードが追加されていて,エラーとなっていたようだ。なぜだろう?

 

登録手順

アイコン

インストール後にデスクトップに作成される。

初期起動画面

最初に起動したときに表示される画面で,今日から30日間のトライアルが開始される。

初期画面

登録メニュー

Helpメニューから登録画面(Register)を呼び出す

登録初期画面

既にデフォルトのコードが入力されている。
Evaluation Version 評価版

 

登録失敗例

誤コード入力・Test

誤コード入力後,TestでError表示。
「入力コードが処理できません」と表示
注文完了画面とメール添付のコードでは登録できない。

誤コード入力・Apply

誤コード入力後,Apply
「アクティベーションコードがレジストリに入力されます」と表示されるが,次のステップでエラーとなって登録できない。

同上 はい選択

続行で前登録画面に戻る。終了で登録画面が消えて初期画面になるので入力したコードを一旦消去しないと先に進めない。
TestでエラーだったのでApplyには進まないほうが良いみたい。

 

登録成功例

正規のコード入力

一旦,入力したコードを消して正規のコードをペースト

Testクリック

Testクリックで
Evaluation Version 評価版 から
Registered Version 登録版に表示が変わった。

Applyクリック

アクティベーションコードがレジストリに入力されます。
よろしいですか?

登録完了

1年間のサポート期間開始です。

 

設定

ユーザー設定

新規ユーザー登録

Usersタブを選択して,左のNewアイコンをクリック

ユーザー編集

入力項目(上から)
User Name (ログオンユーザー名)
Password (ログオンユーザーのパスワード)
Confirm Password (同上 再入力)
Home Directory
 (ログオンユーザーにアクセスさせるディレクトリ)
Quota (ログオンユーザーに使用させるディスク容量)
Disabled (このアカウントを無効にする場合はチェック)
Group (初期値はnoneで次のユーザー権限がAdministrator「AllCheck」と同等,他にPower Users「Rightsのみ」とGuests「ReadOnly」がデフォルト登録されている)
Rights (与えるアクセス権限)
“SITE” Command (与えるコマンド実行権限

 

Auto Lockout設定

Lockout設定メニュー

不正アクセス防止の為,SecurityメニューからAuto Lockout → Lock Options で設定画面に入る。

Auto Lockout設定

Enable (デフォルトはチェック無しで無効となっているのでチェックする)
左記の設定例
1分間に10個のエラーがある場合,
IPアドレスを30分間ロックアウトします。

次にルーター側で21番ポート開放設定

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