2024年の高ボッチと今までの振り返り

今回の高ボッチ

4年ぶりに高ボッチに行ってきたが,富士山は雲の中で姿を現さなかった。
高ボッチ線が12月2日に冬季閉鎖されると知ったので慌てて計画したが,天気は味方しなかった。以前だと12月中旬以降に高ボッチ線が冬季閉鎖されていたのでのんびりしていた。本来はもっと早く計画して行けばよかったのだが,9月からいろいろ忙しくて都合がつかなかった。

富士山は雲の中

本来ならこの写真の雲の左側に富士山がみえるのだが・・・
高ボッチと富士山の間に雲が右から左に流れている。雲の切れ間が無いかしばらく粘ったが無理だった。この日のニュースで静岡側から富士山を撮った映像が流れた。この日は冬型の気圧配置なので,そのため太平洋側は晴れていたようだ。
車の外気温は-3℃を表示している。風も吹いているので体感はそれ以下だと思う。

雲の切れ間を狙ってインターバル撮影してみた。が断念

鉢伏山へ

高ボッチでは富士山が見えなかったので鉢伏山へ向かってみた。
途中の林道で富士山の裾野が少し見えたが山頂付近はやはり雲に隠れていた。

今までの高ボッチを振り返ってみた。

初回2018.11.18

記念すべき高ボッチデビューです。
この時は日中でロケハンのつもりで訪れたのだが,あいにくの曇り空だった。

2回目2018.12.01~02

諏訪湖上の雲海は見られたが,富士山は山頂のみ出ていた。

3回目2018.12.14~15

富士山は裾野まで見られたが,今度は雲海が発生しなかった。

2018年は12月中旬以降冬季閉鎖

4回目2019.11.14~16

2日間の日程だったが,初日は雲海が発生したが富士山の裾野は雲の中,二日目は雲海・雲はほとんど発生なしで富士山は奇麗に見えた。

5回目2019.11.29~30

諏訪湖上の一部に雲海(雲)は発生したが,雲が厚く場所が悪いのか,地上の照明を反射・透過していない。雲の厚さや水蒸気の濃度も関係してくる。
富士山は奇麗に見えていた。この日はマイナス6℃で霧氷が奇麗だった。

6回目2019.12.12~14

二日間の撮影で初日はマイナス7℃で,日の出後の霧氷が奇麗だった。
初日は諏訪湖上に少し雲が発生していたが,前回同様に地上の光を反射していない。
二日目は雲が多く発生しており諏訪湖はほとんど見えない状態だったが,これが今まで撮ったことがない富士山を撮ることができた。

2019年は12/19冬季閉鎖

7回目2020.12.04~05

この日は真っ白で何も撮るものがなかった。完敗でした。

8回目2020.12.06

GPVで確認して良さそうなので前日の完敗を取り戻すべきリベンジした。
雲海発生の期待もあったが発生しなかった。日の出ごろに八ヶ岳方向にサンピラーが発生した。また,富士山が紅富士のように赤く染まった。

2020年は12/14冬季閉鎖

2021年は11/27冬季閉鎖
2022年は12/5冬季閉鎖
2023年は12/1冬季閉鎖

今回9回目2024.11.28~29

2024年は12/2冬季閉鎖

おわりに

これだけ行っても毎回違う気象条件で同じ写真はない。理想の写真はなかなか撮れないものだ。
冬季の高ボッチは低温や路面凍結等で車のトラブルや事故の発生をよく耳にするが,冬季閉鎖が早まった要因のひとつなのかも。