高ボッチ高原 飽きもせず今季3回目
2019.12.14
飽きもせず高ボッチへ二泊三日で行ってきました。(正確には二日目の昼間のみ仮眠したので一泊三日です)
一晩目は駐車場到着時はマイナス7℃で,霧氷が出来ていましたが,前回ほどの大規模ではありません。
撮れた画は前回とほぼ同じです。前回は日の出時に霧に覆われて霧氷の表情を捉えることが出来ませんでしたが,今回は太陽光できらきら輝いてきれいでした。
二晩目は駐車場到着時は濃霧の中で,3時30分に頂上へ行きましたが,当然富士山も見えません。風が非常に強く吹いています。車の温度計はマイナス2℃でしたが,前日ほどの寒さです。諦めて仮眠して5時30分に頂上へ。風は幾分か弱まっています。富士山は見えていますが,諏訪湖上は濃い雲に覆われています。日の出が近くなると富士山の背景の雲が焼け始めました。しかし麓から諏訪湖上はさらに厚い雲に覆われており,動きが早いです。この雲が結構いい演出をしてくれました。
初日到着時は-7℃
代わり映えのない画となりました。しかしきれいなので何度見ても飽きません。
霧氷は前回より少ないのですが,太陽光が当たるとキラキラ輝いてきれいです。
二日目は到着時は霧氷が消えていました。日中の気温が高くまた,-2℃では無理なのかな。
林道走行時,濃霧で道路が見えずらい箇所がありました。
5時30分諏訪湖上に厚い雲海
諏訪湖上の雲が益々多くなって流れていく。大きな波がいくつも発生して大荒れの海のようだ。
「葛飾北斎の波間の富士~冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」を思い出す。
今回は背景にも雲があってきれいに焼けていました。この雲の動きと合わせて今回の目玉ですね。
日の出後に波は治まって静かになった。
お月様のお陰で富士山が綺麗に見えていました。 北アルプスも焼けて綺麗です。
今回,二日目の昼間に麓の施設で仮眠・入浴してゆったりとした工程でした。そろそろ林道も冬季閉鎖となり今回が今年の見納めとなりそうです。過去に他の方が撮られた写真を見て,ドラマチックかつダイナミックな富士山を見たいと思っていますが,その時の気象条件にはなかなか巡り合いません。でも,今回は雲が少し演出してくれました。また,月明りで富士山は奇麗に見えてました。その反面,ふたご座流星群が観測できるので,空を気にしていましたが一度だけ強い光の筋が見えただけでした。
次回はどんな富士山が見られるかな。
雲間の富士
私の写真はただ「綺麗だね」で終わっていく写真だと思っています。肉眼で見た綺麗な景色をそのまま写し撮ろうとしているので,どうしても広角系で撮ってしまいますが,本来は引き算しないと,ダイナミック(力強く)で,ドラマチック(感動的)な写真は撮れないと思っています。が いざその場ですばらしい景色を見るとつい忘れてしまいます。