ドローン関係各申請・許可書類
2020.09.02
ドローン関係の各種許可書類が揃い飛行禁止・規制空域での飛行が条件付きで可能となりました。
禁止空域:DID地区
飛行規制:夜間,目視外,人・物30m未満

【技能認証】
● JUIDA証明証
 「無人航空機操縦技能証明証」 「無人航空機安全運航管理者証明証」

ここまで立派でなくても良いので,手数料をもう少し安くしてほしい。

【飛行許可】
● 国土交通省航空局DIPS飛行許可(包括申請での電子許可書で貰いました)


● 富山県からも飛行承認を貰っています。

 

【保険】
● 「MAVIC 2 PRO」は重量が1㎏近くあり,高所からの落下時の影響も大きいので対人・対物保険に入っています。「MAVIC MINI」は軽量なので保険は入っていません。



国土交通省の許可以外に飛行空域毎に各自治体の許可取りが必要で,空域によって管轄が異なる縦割りで大変なのですが,今後の国家ライセンスの導入やドローン産業の拡大に伴い淘汰されていくように思います。
知人の依頼で頻度は少ないと思いますが,「MAVIC 2 PRO」で空撮のお手伝いをしたいと思っています。「MAVIC 2 PRO」はプロポ2台が同時使用できるので,2オペ体制で操縦者と撮影者が別々に操作して,より高度な映像が撮れます。が訓練しないと今のレベルでは無理です。




ドローンに関してはまだあまり認知されていない部分もあり,第三者から見える場所での飛行時は許可を得ていることを表示します。

2020.09.02 19:00 | 固定リンク | ドローン
有峰東谷の夏(ドローン遡行)
2020.08.10
暑い日が続いており,有峰東谷の沢登で涼んできました。
ドローン(MAVIC MINI)を飛ばしましたが,谷あいでGPSの信号が受信できずかつ水面の為,ビジョンセンサーが効かずATTIモードとなり非常に操縦しづらく,ぎこちない動画となりました。



下界は38℃超えだったようで,丁度良い日に水遊びを楽しめました。
撮影できませんでしたが,カワガラスを結構見かけました。



Aモード飛行なので,突然加速したり,左右に振れたりで散々でしたが落とさずに撮り終えました。撮影区間は多分東谷の1割強だと思います。センサーが突然効いて誤動作する為だと思われますので,今度はセンサー部に目隠しテープを張って飛行してみたいと思っています。
2020.08.10 22:00 | 固定リンク | ドローン
DJI Mavic 2 Proで飛行許可申請
2020.07.30
いろいろ検討した結果,選んだ機体は「Mavic 2 Pro」です。2年前に発売のやや古い?ものでそろそろ新機種かと考えたのですが,たどり着いたのは「Mavic 2 Pro」でした。
カメラ性能,特に静止画の撮影時に絞り可変(f2.8~f11)はありがたいです。他機では絞り固定(f2.8)なので,静止画撮影で絞り可変に拘るのであれば「Mavic 2 Pro」しか選択肢がない。
飛行性能や動画等,総合的に見ればDJIが4月28日に発表したばかりの最新のドローン「Mavic Air 2」が断然良いと思う。飛行時間(34分)やセンサー解像度(48MP写真,4K60fps動画)など最新の機種なのでカタログスペックは申し分ない。ただ最新機種なので国土交通省の許可申請の機体リストにはまだ登録されていない。(7/30現在)
追記 7/31HP見たら登録されていました。(7月29日付けHP登録だが,DIPSからリンクのPDFの日付は令和元年10月17日のまま,まだ更新されていない。8/7現在)


「Mavic 2 Pro」でネットのドローン情報基盤システム(DIPS)から無人航空機飛行許可申請しました。


スマートコントローラー(スマホをいちいち接続するのが面倒なので,これをプライマリー送信機設定として常時使用し付属の送信機はセカンダリー送信機として2台使用としました。「Mavic 2 Pro」は2台の送信機が同時接続使用可能)

付属プロポはプライマリー設定なのでスマートコントローラーを一旦セカンダリー登録して,登録確認後にプライマリーに変更,付属プロポのリンクが切れるので,セカンダリーで再登録し完了。

スマートコントローラーは通常の充電器では,充電時間が一晩でも満充電にならない。
【定格12V/2A以上のFCC/CE認証充電器 (Quick Charge 3.0規格以上)】が必要
DJIストアではこれ? QC2.0規格だが  DJI 18 W USB 充電器(QC18-CN)
「Mavic Mini Fly More Combo」の付属品だが,最近のスマートコントローラーには同梱されているものもあるみたい。黒色なのでMavic Miniの白色と色違いなのか?。Mavic Miniのものを使用したがなかなか満充電にならない。満充電間近の80%以上でインジケーター4つの点滅が不規則になるので中断。通常充電器で99%まで問題ないがインジケーターの点滅が止まらなく100%にならない。
DJIのものは12V/1.5Aだが規格が異なり使用出来ない。


ベルキンUSB充電器(F7U074DQ04-SLV-A) 唯一対応しており(12V/2.25A)快適に充電可能。


RAVPower Type C 急速充電器(RP-PC133) これは1.5Aだが,インジケーターの点滅速度があきらかに速くなり満充電確認。(点滅周期は通常充電器で1秒以上だが,これは1秒以内)

USB充電器 QC3.0 搭載 ACアダプター  これも充電可能だが,上と同様で電流は1.5A。コスパは良い。

Anker PowerPort Atom III  このシリーズもQC規格に互換性があるようです。


他に必需品
プロペラガード(DID地区の飛行には必需品,これを付けないと国土交通省から飛行許可が下りない)


フライモアキット(予備バッテリー,充電器,予備プロベラ)


NDフィルター

「動画撮影の場合、フレームレートによって適切なシャッタースピードが決まります。通常、フレームレートの2倍までが適正なシャッタースピードなのですが、真夏の晴天下など、シャッタースピードが速すぎると動画としてみた場合、動きがつながらす途切れたような映像となってしまいます。そこでNDフィルターを使用して適切なシャッタースピードに調整すれば、自然で滑らかな映像とすることができる」そうです。

キャリングケース (飛行に必要なものだけ収納し,充電器等はフライモアキットのバッグに収納)

中仕切りに小物収納と上蓋裏にプロペラガード収納
2020.07.30 22:00 | 固定リンク | ドローン
JUIDAドローン講習修了
2020.07.19
JUIDA認定のドローン講習を受講し,4日間のカリキュラムを修了しました。
「物件投下」以外の行為について認証をもらいました。農薬散布等はできませんが,他のドローン飛行についてほぼ可能となりました。(下記)
実技はPhantom4を使用して屋外と屋内で実施。






ドローンに国家資格は無く,民間ライセンスなのでJUIDAから証明証が発行されます。
他にも民間でドローンの講習・認定の機関はありますが,全国に展開していて各地に講習場所があるのでJUIDAにしました。
今回のJUIDAの飛行技能証明は国の免許制度の基になるようで,今後,国家資格が導入されたら,補講を受ければ国家資格に移行できるのではと,講師の方が言っていました。2年後ぐらいでしょうか。
あと,JUIDAのライセンス保持者は国土交通省への飛行許可申請時に,飛行操縦経験10時間以上の条件をクリアしており,提出書類の一部免除もされます。少しは申請が楽になるようですね。
今は民間の講習訓練に任せて,飛行許可申請時に操縦者の技能・訓練状況を確認して許可を与える制度ですが,国家資格となったら入口で絞るので許可申請はその分通りやすくなるようです。
JUIDAの講習は法律・ルール等の座学が詳しく,飛行操縦実技に関しては,一般的なもののようです。他の機関の講習では高度な操縦のカリキュラムもあるようです。

今回受講して,ドローンの情報をいろいろ吸収できて,良かったと思っています。
インストラクターの方から聞いた話ですが,実技講習中に3羽のトビに囲まれて飛行中のドローンを掴んで墜落させたと聞きました。Phantom4なのでそれなりの大きさなのですがそんなこともあるのですね。気を付けたいと思います。
このドローンスクール卒業後もドローンに関するイベントや各種案内があるようで,今後も繋がりが継続していくようです。
ドローンに関して今後法整備が進んで,操縦が自動車と同様の国家資格となった際に,ドローンにも自動車同様のナンバーが割り振られて,事前にナンバー登録と操縦者登録をすることで,現在行っている飛行許可申請がリスク度合いによって簡略化又は不要となるようです。また,ドローンは飛行中にナンバーを発信し続ける仕様になるようです。違反飛行やトラブル時は,ナンバー照会で所有者,操縦者が瞬時に判明することになります。自動車と一緒ですね。各種違反の取り締まりも強化されるのかな。(飛行高度違反,飛行エリア違反,接近違反 etc..)また車検ならぬ機体検査も義務付けられます。
今は航空法違反で即逮捕や書類送検ですが,簡易な違反は点数制にでもなってほしいですね。(笑)
ドローン産業は今後拡大していくようです。テレビでもドローンの空撮を見ない日は無いくらいに一般的になっています。今はまだ発展途中で法整備が追い付いていない印象があり,グレーゾーンの箇所もありますが今後に期待したいです。

今回の技能認証に含む飛行形態
■人又は家屋の密集している地域の上空
■人又は物件と30mの距離が確保できない飛行
■進入表面,転移表面若しくは水平表面又は延長進入表面,円錐表面若しくは外側水平表面の上空の空域
■地表又は水面から150m以上の高さの空域
■催し場所上空の飛行
■危険物の輸送
■夜間飛行
■目視外飛行
実際の飛行には許可申請が必要


今後の許可体制(案)だそうです。
カテゴリーⅢ 「リスクの最も高い飛行」
 ・レベル4(有人地帯での補助者なし目視外飛行)
 ・イベント上空の飛行

 許可条件 ・機体認証,操縦ライセンス義務付け
        ・個別審査し許可・承認

カテゴリーⅡ 「比較的リスクの高い飛行」
 ・人の少ないエリアでの補助者のいる目視外飛行
 ・夜間飛行

 許可条件 ・機体認証,操縦ライセンス義務付け
        ・飛行計画通報,個別審査不要
        ・機体認証,操縦ライセンス無い場合は個別審査(外国人旅行者等)

カテゴリーⅠ 「リスクの低い飛行」
 ・人の少ないエリアでの日中目視内飛行

 許可条件 ・機体登録と所有者登録 (2020/6/17国会で成立し2022年までに開始)


【参考】
JUIDA:Japan UAS Industrial Development Association
(ジュイダ) 一般社団法人 日本UAS産業振興協議会

UAS:Unmanned Aircraft Systems
無人航空機システム
操縦士を乗せずに飛行する航空機、およびその航空機を制御するシステムの総称

・小型無人機の有人地帯での目視外飛行実現に向けた制度設計の基本方針

・小型無人機の有人地帯での目視外飛行(レベル4)の実現に向けた制度設計
・無人航空機の目視外飛行に関する要件
・無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン

・無人航空機(ドローン、ラジコン等)の飛行に関するQ&A


【追記】 6月に有峰で飛ばしたMAVIC MINIは最遠端では黒い点として見えるか見えないかで,目視外飛行となるのですが,改正航空法適用外の機体なのでセーフです。でもその前に湖上なので無人地帯ですがね。
200g未満の機体でも「小型無人機等飛行禁止法」は適用されるので注意が必要。

・Mavic Miniも航空法規制の対象内

7/20の朝刊に200g未満のドローンも規制対象になると記載がありました。厳しくなりますね。

・ドローン操縦の免許制度2022年をめどに導入か
自動車と同じで公道走行は免許が必要だが,私有地内は免許不要と理解していいのかな。
2020.07.19 18:00 | 固定リンク | ドローン
作品? ミニフライト(宝来島)
2020.07.10
有峰湖 冷夕谷キャンプ場から宝来島上空まで往復
https://na-3.com/na-blog/html/art/00301.html

BGMを付けて作品?として5分程に編集してみました。
景色と音楽でリラクゼーション効果を期待しての作品に仕上げたつもりですが,まだまだ納得いく領域には達していません。これから徐々にドローン操縦や編集の腕を磨きたいと思います。

2020.07.10 18:00 | 固定リンク | ドローン

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