富山競輪場 撮影会
2019.12.07



富山競輪場のバンク内(走路の内側)からの撮影会がありましたので参加しました。
現役競輪選手の練習風景の撮影ですが,競輪の流し撮りは初めてでブレブレの写真連発でした。
通常の流し走行を何週か回った後,「お願いします」の掛け声で加速して1週のみトップスピードで走行してもらいましたが,1チャンスなので難しいです。その後もトップスピードの走行がありました。近くで見ていると風切り音と共に目の前を高速で通過して行く姿に驚きです。60km/h以上出ているそうです。すごい!

流し走行   これでもかなりスピードが出てます。








加速中 (上半身の動きが大きいので,これ以上ブレを抑えるにはssをupか)


トップスピード (300mm,マュアル,f:8,ss:1/30,iso:400,ND8,一脚使用,ノートリミング)

流し走行時の体勢と全く異なって風の抵抗を最小限に抑えるクラウチングスタイルになっています。
トップスピードでの撮影チャンスは少ないながらも,なんとか写っていました。全体的に言える事ですが,微妙にブレてます。背景は青と赤の観客席でその間に通路が設けられていますが,流れてはっきり見えなくなっておりそのスピードの速さが窺えます。反対側のゲートを背景として撮ってみたかったのですがチャンスがありませんでした。次回に挑戦したいと思います。


バンク内からしか撮れない立山連峰(毛勝三山)とのコラボ


普段,入れない場所からの撮影でもあり貴重な体験でした。
モータースポーツと異なり人間が自転車を操るので加速時やトップスピード時に上半身が動いてシャッタースピードを1/30で撮るとブレブレの写真連発でした。競輪については何も判らないのですが,練習後に選手の方からいろいろ教えて頂き有意義な時間でした。また,参加したいです。

2019.12.07 22:00 | 固定リンク | 競輪
フィルターについて振り返り 独り言メモ
2019.12.05
通常のスナップではほぼ使用しないが,少し変化を与えた写真を撮るとなると必要不可欠なフイルター。
今まで使用したフィルターについて,まとめてみた。

【NDフィルター】
今年の有峰での撮影では渓流の流れを撮るため,NDフィルターが活躍した。
よく使用したのがND16。4段分の減光効果があり,絞り込んだ状態でシャッター速度を数秒~数十秒に落とすことができた。
「撮影データ:f/18 ss/10秒 ISO/100 PL ND16」 シャッタースピードを10秒までにすると滝の流れがシルクのように滑らかになっている。左前面の濡れた岩の表面の反射もPLの効果で抑えられている。


Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND16 (W) 82mm 光量調節用 282441

現在手持ちのNDフィルター径は82mmのもので,レンズに合わせてアダプターを咬ませて使用している。
Kenko フィルター径変換アダプター ステップアップリングN 77-82mm 日本製 887844
XCSOURCE ステップアップリング レンズアダプター 49-77mm 7個組 ブラック

カメラの設定を絞りF8~18程度まで絞り込んで,SS10~だと日中は露出オーバーとなるのでND16又はND8を多用。ND4はあまり出番がない。花火の撮影で使用したこと有り。
ND4使用 白飛びを防ぐために使用するが,花火の種類によってはND8以上が必要なケースも


Kenko NDフィルター Zeta ND4 82mm 光量調節用 422830

【PLフィルター】
また,水鳥等の撮影では,水面の反射を抑えるためPLフィルターを使用することが多いが,渓流撮影時にもNDと重ねて使用した。重ねた際に広角の場合,画角によってはケラレが発生することがあり神経を使う。
Kenko PLフィルター Zeta EX サーキュラーPL 82mm コントラスト上昇・反射除去用 048214

【クロスフィルター・ソフトフィルター】
クロスフィルターやソフトフィルターなるものも持ってはいるが,興味本位で手に入れたものであまり使用実績がない。クロスは光の効果を期待しての使用だが,自分の撮影スタイルでは,やはりNDとPLが常用フイルターといったところだろうか。
【クロスフィルターなしとあり】

ソフトフィルターは星空写真でと思っているがあまり使用実績が無く作例なし。これからの時季で使ってみるか。

Kenko カメラ用フィルター PRO1D R-クロススクリーン (W) 82mm クロス効果用 612828
Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロソフトン [A] (W) 82mm ソフト描写用 282885

【ドロップインスクリューフィルターホルダー】
通常のレンズの場合はフィルターは前面にねじ込みして取り付けるが,大口径望遠単焦点レンズ(俗に言う大砲レンズ)は取り付け場所がカメラ側のマウント部近くで1種類のみしか取り付けれない。
ドロップインスクリューフィルターホルダーに52mmのフィルターをねじ込み取り付けして,レンズに差し込む方式だ。ドロップインスクリューフィルターホルダーも結構値が張り,フィルターの種類毎に用意できないので必要の都度,入れ替えている。尚,PLは専用のドロップインスクリューフィルターホルダーが用意されている。52mmのクロスフィルター使用時にドロップインスクリューフィルターホルダーの枠からフィルターの枠が1mm程度はみ出してレンズのスリットに入らない。フィルターにもよるのだと思うが,はみ出した箇所を削ってなんとか収まるようになった。ソフトやNDは問題ない。
レンズに標準装備されているのは「ドロップインゼラチンフィルターホルダー52」で取説によると「市販のゼラチンフィルターを3枚までセット可能。カットしたゼラチンフィルターをはめ込み、押さえ板で固定してレンズに取り付けます。」とあり取り扱いが面倒くさそうなので別途,ドロップインスクリューフィルターホルダーを購入して,52mmのスクリュータイプフィルターを取り付けたほうが取り扱いが楽になる。

ホルダーの挿入方向左右のクロスフイルターはみ出し部を削った。


Kenko カメラ用フィルター PRO1D R-クロススクリーン (W) 52mm クロス効果用 335216
Canon ドロップインスクリューフィルターホルダー 52(WII)
Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND16 (W) 52mm 光量調節用 252444
Canon カメラ用ドロップイン円偏光フィルター PL-C 52(WII)

【出玉レンズ用後部フィルター】
フィッシュアイレンズ等の超広角出玉レンズは後玉のスリットなどに挿入しますが,取り扱いには神経を使います。既製品の「Irix Edge ゼラチンNDフィルターセット 29x29mm」を使用していますが,キャノンのスリットサイズより若干小さめですが問題ないようです。30x30mmがちょうど良いみたい。



Irix Edge ゼラチンNDフィルターセット 29x29mm ND4 ND8 ND16 レンズ 各5個



【ハーフNDフィルター】
水平線や地平線の撮影時に上下で明暗さが大きく異なるときにハーフNDフィルターを使うことがある。高価で使用も面倒くさいのだが,レンズ前面に専用のホルダーを装着しそれに角型フィルターを差し込む。何度か使用したが,まだ慣れが必要。
【国内正規品】 LEE 角型レンズフィルター LN-5 ハーフND0.9 ハードタイプ 100×150mm 光量調節用 ND8相当 204509
MARUMI カメラ用角型フィルター H&YグラデーションND フィルター 100mm×125mm ND4 角型 [ 光量調整用 ] 340194
Kenko フィルターホルダー マルチホルダーG 100 角形フィルター用 100mm幅対応 805008
Kenko フィルターアクセサリー マルチホルダーG 100用アダプターリング 82mm 805824


これらのフィルターの詳細な使用例については,さまざまなサイトで紹介されており省くが,いろいろ使用してみて感じることも多く,自分に合ったものを選ぶことで,撮影の幅も広がりより良い写真が撮れるものと思う。

2019.12.05 22:00 | 固定リンク | 撮影機材
高ボッチ高原 今季2回目
2019.11.30


今季2回目の高ボッチ高原です。
ドラマチックな富士山を期待しましたが,前回同様の画となりました。
今回唯一異なったのは,霧氷です。
深夜,2時ごろに林道を走っていると車のヘッドライトに白い木々が浮び上がっていました。最初は雪かと思いましたが,道路に積雪は無く辺り一面の木々が真っ白でしたので,霧氷だとわかりました。ここで初めてです。
到着後,頂上へ向かって確認しましたが,富士山頂上付近に雲が多くまた,月が出ていないので,富士山はきれい見えません。日の出ごろからの撮影とし,一旦仮眠です。外気温マイナス6℃です。頂上はここより高く,風が吹いているので体感気温マイナス10℃以下かな。

富士山裾野が少し見えますが,頂上付近は雲の中です。






北西側にどんどん成長しています。          第一駐車場方向の霧氷


日の出と共に辺り一面が霧に包まれました。    ブロッケン現象が発生しました。


霧の晴れ間から太陽が一瞬顔を出しました。    霧の中に浮かぶ太陽


北アルプス方向


カメラ・三脚,リック等に霧が付いて凍って霧氷のように白くなりました。幸いレンズ前面には付いていなかったので撮影は可能でした。車に忘れてきたレンズヒーターを付けていれば良かったのかな。長時間の撮影時には効果があります。手で触っても暖かくないのですが,効いているようです。
PROTAGE 結露防止 レンズヒーター 夜露除去 USBウォーマー P-LH02



今回は,出入り12時間の強行スケジュールでした。自宅を23時に出発し,帰宅は翌日11時,現地撮影時間3時間のハードなものでした。(家族【娘】が就寝する頃に出発し,起床時に帰宅・・・笑)
やはり前回のように麓の温泉でゆっくりしたほうがよいかも。
今回の目玉はやはり霧氷でしょうか。雪はこんもり積もりますが,霧氷は木の枝のシルエットがはっきりわかるのできれいでした。毎回違う顔を見せてくれますので,林道閉鎖までにもう一度位行きたいな。
しかし寒い。ブルブル!

used by 5DⅣ,70-200mmF2.8LISⅡ,GT4542LS.HUSKY 3Dヘッド KIRK Model

2019.11.30 14:00 | 固定リンク | 夜景

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