高ボッチ高原
2019.11.16
昨年に続き2シーズン目の高ボッチです。
昨年は富士山の裾野までは見えなかったのですが,今回は見えていました。
何回見ても,宝石を散りばめたようで見飽きない夜景です。宝石の奥に富士山が鎮座していて神々しく感じます。
今回は麓の温泉施設で日中仮眠を取り,2日間の撮影としました。気象条件がそれぞれ異なり何かしら撮れるものですね。
初日は雲海が発生し,富士山の裾野は雲の中でした。
二日目は雲海・雲はほとんど発生なしでした。
初日の到着後に様子見で頂上へ向かいました。その際に撮ったのですが,この時点では裾野が見えていました。
23:30 月齢17で月明かりのおかげて富士山が見えていました。お月様に感謝!
一旦,駐車場まで戻り仮眠後,4時に再び頂上へ
4:26の撮影開始後,徐々に雲が多くなってきました。日の出の頃には,諏訪湖は雲に覆われてしまいました。
南アルプスもすばらしい景観です。稜線付近は積雪があるようです。富士山に注目が集まりますが,南アルブスの山並みもすばらしいので右側の写真は美味しい部分を全て入れてみました。富士山には2度登っていますが,南アルプスの白峰三山はいつかは登ってみたいと思っていますが未だ願いが叶っていません。
富士山が見えないときは南アルプスの白峰三山を切り取るのもいいかも
二日目は温泉施設で日中仮眠して午前2時頃に出ました。高ボッチ駐車場に到着後直ぐに機材準備して頂上へ
3時23分撮影開始時は,裾野まではっきり見えました。風が結構強く吹いていますので,雲海は無理だと近くのカメラマンが言っていました。この日も月明かりが富士山を照らしてくれました。
今回,二日間あれば何かしら撮れるのではとの思いで,二泊三日としました。初日と二日目を足して二で割れば良い画が撮れたのかな。
寒いのは分かってはいましたが,やはり寒い。去年よりも防寒対策は万全なのですが,風が強く吹いていて体感が厳しいです。初日は-5℃位ですが,ほぼ無風でした。二日目は-2℃位ですが,風が吹いていますので,体感気温は更に低いものと思います。また,この辺りはシカが多く生息しているようで,林道で見かけることも多く,撮影していると遠くで鳴き声も聞こえます。
大勢のカメラマンが訪れていました。
写真としては既視感ありありですが・・・
有名な撮影スポットで撮った写真は誰が撮っても同じような写真になります。
北アルプス方向のモルゲンロート
富士山方向が注目される中,後方の北アルプス方向も素晴らしい景色が広がっています。ここは360°どこを見ても感動します。降雪前にもう一度行きたいです。
used by 5DⅣ,70-200mmF2.8LISⅡ,GT4542LS.HUSKY 3Dヘッド KIRK Model
牛岳 散策
2019.11.09
有峰(薬師岳)・称名滝
2019.11.05
仕事がちょうど休みで,天気も良さそうなので有峰と称名滝へ紅葉狩りに出かけました。
有峰は途中の有峰林道は見ごろですが,有峰ダムまで行くとピークは過ぎている感じでした。
戸隠の紅葉を見ているので,有峰の紅葉は鮮やかさが劣る感じです。
以前遡行した東谷の滝の周辺の紅葉ですが,あまり紅葉してないです。と言うか終わってます。
今回の左の写真は日当たりが良く背景も明るくて,雰囲気が損なわれています。苔むした場所はあまり日が当たらなくて,しっとりとした雰囲気が似合います。ここは両側が切り立った沢で普段はあまり日が当たらないのですが,木々の葉が落葉して日当たりが良くなったのと,撮影時間が太陽の丁度よい位置と重なったのだと思います。右側は10/15の撮影です。水量も今回は少なくなっており,何か迫力が無い感じです。半月程で環境は大きく変化します。いかに撮影のタイミングが重要かということがわかりました。ただ水量に関しては,遡行するには少ないほうが良いのですが,ほどほどが一番ですね。
薬師岳が綺麗に見えていました。薬師岳は稜線付近は普段から白っぽいので雪なのか白い地肌なのかわかり辛いのですが,望遠で確認したら積雪が少しあるようです。
いろいろな角度から撮ってみました。
薬師岳は富山市第二の高峰で市街地からも望め,立山の右側になだらかな山容を覗かせています。
富山市の主な山
名称 (別名) 標高 (備考)
1 水晶岳 2,986m (富山市最高峰)
2 薬師岳 2,926m
3 野口五郎岳 2,924m
4 鷲羽岳 2,924m
5 赤牛岳 2,864m
6 三俣蓮華岳 2,841m
7 黒部五郎岳 (中ノ俣岳) 2,840m
8 北ノ俣岳 (上ノ岳) 2,662m
9 烏帽子岳 2,628m
良い天気なので称名滝まで足を延ばしました。ここは紅葉のピークのようです。
朝,有峰に到着時は車の温度計は-1℃で,道路の両側には霜が降りて白くなっていました。夏タイヤだったのですが,道路はドライで凍結はしてないようで助かりました。
到着時に有峰湖の水面に気嵐が立ち込めていました。もう少し早く到着していたら,それなりの場所で幻想的な画が撮れたのかな。太陽もかなり昇っていて,消えかかっていたので,道路からとりあえず撮ってみました。
used by 5DⅣ,24-105mmF4LISⅡ,16-35mmF2.8LⅢ,GK2545T-82QD,PL,ND16